在日三世の世界的パフォーマー ちゃんへん.
『あきらめない心』
コリアンのみが住む「ウトロ」に生まれ、成長していく中での家族との出来事、日本人の子どもと違う生活環境。小学生の頃に上級生からいじめを受け、それを先生から聞いた母親が発した言葉。ジャグリングと出会い、世界に飛び出す時に聞いた家族の想い。嫌いなヒップホップを知ってやろうと渡米して気づいた、その音楽が持つ本物の魂。軽妙ながらも真正面から真剣に生きてきた「本物の叫び、言葉の重み」を「あきらめない心」という言葉にのせて、熱いメッセージと共に受け止めてください。
【構成例】
90~120分 : パフォーマンス+講演+ラップ10分
【プロフィール】
1985年にコリアンのみが住み強制立ち退き問題が進行中の京都宇治市に所在を置くウトロ地区で生まれ育つ。
在日外国人ということで小学生の頃いじめを受け、それを乗り越え、中学2年生の時自らパフォーマーを志し、全て独学で芸や技を学び、中学3年生ではアメリカのパフォーマンスコンテストでアジア人初の金メダルを受賞する。
2002年、最年少17歳でパフォーマンスのワールドカップに出場し、観客の投票において初出場で1位を獲得。
2003年には1年間で47すべての都道府県で公演を成し遂げ、ビートたけしの「たけしの誰でもピカソ」のテレビ番組でビートたけしに「大学で勉強するより世界をまわった方が勉強になる」と言われ翌日大学を中退し、2004年から2008年までは主に海外を中心に活動し、これまで80か国以上で公演を行い、マイケル・ジャクソン、北野武、デズモンド・ツツ等各国の著名人の前でもそのパフォーマンスを披露した。
2009年、東京ディズニーリゾートと大阪ユニバーサルシティの両施設と専属パフォーマーとして契約を交わし、現在もレギュラー出演している。
2011年は日本の朝鮮学校を応援する朝鮮学校全国ツアーを開始し、2012年には朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で公演を成功させた。ちなみに、パフォーマーとして南北コリアで公演を行った唯一の人物である。
かつては韓国でミュージシャンとして活動し、現在は『あきらめない心』をテーマとして、日本語ラップと世界最高峰のパフォーマンスを武器に、心に響くメッセージを放っている。
2020年8月に自身の体験を綴った著書「ぼくは挑戦人」(発行・ホーム社 発売・集英社)が発刊され、初日でAmazon売れ筋ランキング1位を獲得し、話題となる。2021年3月20日に朝日新聞「フロントランナー」に記事が掲載される。